秋の味覚の王者

駒ヶ根産松茸5000円也

秋の味覚の王者と言えば松茸。

「香り松茸味シメジ」とも言いますが、ここで言うシメジは、スーパーで並んでいるブナシメジではなく本シメジです。

味がシメジか松茸かは好みの問題かも知れませんが、旬の松茸をすぐ料理して食べた時は、味もまさに秋の味覚王者の貫禄。さすがです。

もちろん、写真の様に今朝地元のおじちゃん、おばちゃんが山で取ってきたやつを、その日に“地産地消”した時に限ります。

２日目、３日目と味も風味も僅かずつ落ちてきます。初日に限ります。
産地の市で買えば、途中でマージン取られてませんから安いです。

なんと言っても、裂いて炭火であぶって（焼きすぎてはだめです）、岩塩少量で食べた時の香りと食感はたまりません。

その後、土瓶蒸しでも、吸い物でも、天ぷらでもＯＫ。最後は、松茸ご飯で〆。

あ～。ごちそうさまでした。

皆さん、さようなら。

．．．では、このブログの目的が半減してしまいます。

松茸は体に良いの？

まず、香りの成分は、１－オクテン３－オール（マツタケオール）。リラックス効果があります。

今注目されているものに、

① 滋養強壮　（ビタミンＢ１、Ｂ２，Ｂ６、ナイアシン、葉酸など）
② 便秘改善　（豊富な食物繊維）
③ 免疫力増強　（αグルカン、βグルカン、プロテオグリカン）
④ ガン予防　（レクチンなど）
⑤ 脂質代謝改善　（パントテン酸など）

上のような作用は、キノコ類全体に含まれる効果ですが、抗がん作用については研究段階です。

有名なものに、サルノコシカケから作られたピシバニールという抗がん剤があります。
残念ながら十分な臨床効果がなく、後に無効とジャッジされてしまった抗がん剤です。

そのほか、アガリクス（姫松茸）、フコダインも取りざたされていますがまだ臨床試験で有効と認められるほどの証拠はありません。

でも、あるのでしょうね。健康な人が、ガン予防の食品として食べていれば何となく安心できるのではありませんか。

でも、あれこれ考えていたら、松茸の香りと味に集中できませんね。

やはり、なにも考えずにおいしくいただきましょう。

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