幸せを祈る心 [ひとり言]

owl.jpg 幸福を祈るふくろう

いつだったか、こんな逸話を聞きました。

6歳くらいの女の子が、学校の登下校の時に、上級生の男の子たちに毎日の様にいじめに遭っていました。

女の子は、どんなにいじめられても、毎日登校してきます。

見るに見かねた先生が、毎日の登下校に付き添うことになりました。

女の子は、毎日楽しそうに登下校します。

不思議に思った先生が、女の子にどうしてそんなにニコニコしていられるのかと尋ねました。

女の子こう答えたそうです。

「わたし、毎日、あの子たちが幸せになれるように祈ってるの。」

確かに、幸せな人が他人をいじめることはありません。
幸せを感じられないから、他人を傷つけるのでしょう。
しかし、自分をいじめた相手の幸せを祈ることは並の精神状態ではできることではありません。聖人と呼ばれるほどの高い精神性がなければ無理でしょう。いじめは、たくさんの自殺者を作ってしまっているのが現状です。いじめている本人はひょっとしたら、それほど相手を傷つけているとは思っていないかもしれません。

今、大人の世界がいじめ社会だと言った識者の方がいます。
考えてみれば人間を含め、生物の歴史は弱肉強食です。
法治社会になった今、生物学的な弱肉強食がなくなった代わりに、メンタルな世界の弱肉強食が始まっているような気がしてなりません。

これは、何も言葉の暴力や、嫌がらせに留まらず、社会的経済的な格差の拡大も同様です。

girl.jpg いじめ社会は大人も同じ

私たちが、この逸話でいじめた側の男の子たちにしてやれることは何でしょうか。

いじめの心を育てないよう、愛情をもって育むことではないかと考えます。
そのためには、まず大人の世界から、人間関係の全ての規範が愛であるような世界に変えていくことが必要なのでしょう。それは、大人ひとりひとりの意識改革によって始まります。

あと何世紀たてばそんな世界がやってくるのでしょうか。

baby.jpg この笑顔をいつまでも

でも、子供たちの明るい未来のために、意識を変えてみませんか。

ひょっとしたら、未来の子供たちの中にあなた自身の生まれ変わりがいるかもしれませんよ。

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石原クリニック
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コメント 1

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6歳くらいの女の子、自分をいじめ続けている相手の幸せを祈れるなんて、尊敬します。私は過去に自分を粗末に扱った人たちに対して、「何も悪い事してないのに、何でこんな事するの?」等と理不尽さを感じて恨んだり憎んだり、罰当たれ!償え!と言うようなドス黒い感情が自然発生して渦巻き、無限ループするという終わりの無い思考にすっかり嵌り込んでしまっていましたが、Hitochan様が、この記事の中で紹介して下さった女の子の話に好影響を受けて、無限ループが消滅していきそうです。精神的に一皮むけそうです!ありがとうございました。Hitochan様と、この記事で紹介された当時6歳の女の子に、何か喜ばしい事が目いっぱいあります様に\(^o^)/…★
by お名前(必須) (2017-06-10 20:22) 

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