見えない力 [ティータイム]
美ヶ原の秋
随分ご無沙汰になってしまいました。
前回が、母の送り火のお話しでした。
さて、日本人の不思議なところは、亡くなった人たちへのご供養はしっかりなさるのに、霊的な存在を信じていらっしゃらない方々が多く見受けられます。
もし、「死んだら灰になるだけ。」と信じているのであれば、当然供養する必要もなく、ご先祖様など、心で感謝するだけで放っとけば良いはず。
ところが、そうはならないのは、どこかで自分も霊的な存在であり、なくなった人たちもこの世を見ていると、心の片隅で信じているからなのでしょう。
私も、医師であると同時に前世療法を行うヒプノセラピストですので、輪廻転生や霊的な存在や力を信じていなければ行うことはできません。
私の場合は、霊的な存在が姿形で見える訳ではないので、漠然と他の感覚に頼らざるを得ません。
今日の話題は「見えない力」
医師となって30年、救急病院で人の生死に関わっていれば、嫌でも不思議な体験をさせられます。大半の医師が、「何かの偶然」「取るに足らないこと」と思っているだけです。しかし、最近では、救急医療の現場で働く医師が勇気をもって「人は死なない」というタイトルの本を出版されました。
今日は、たくさんある中の一つをご紹介したいと思います。
すでに20年ほど時が経っています。
私の患者様で、心臓病で入院された方のお話しです。
その方が、入院される前にも不思議なことがあり、病棟のある一室で、連続して患者様が急死される出来事がありました。
私の患者様が、入院され、病状も落ち着いてあと数日で退院を控えたある日、同室の方のいびきで何日も眠れないので、一人でゆっくりできる部屋に移してほしいとお申し出がありました。
ちょうど、一部屋あいていたので、移っていただいたのですが、移られたその日から動悸が始まり、心電図モニターでいわゆる重症の不整脈が突然出始めました。
私は看護師から連絡を受け、即座に治療を開始しましたが、不整脈は静まるどころか、持続性の心室頻拍という、急死の可能性がある不整脈にまで進展しました。
当然、退院は延期になりました。
数日経ったある日、ふと私はあることを思い出し、準夜帯であるにもかかわらず、看護師に電話をして、即座に部屋を替わってもらうように指示しました。
患者様には、「一人でいることがかえってストレスになっているかもしれないので環境を変えてみましょう。」と訳のわかったようなわからないような説明をして大部屋に移りました。
部屋を移った途端に、不整脈は嘘のように消え、翌日には無事退院することができました。今でも、その方はお元気でお過ごしです。
そう、嵐のような不整脈が出た部屋は、例の連続して患者様が急死された部屋だったのです。
涼
夏の終わりに涼しくなるお話しをいたしました。
人生、いろんなことがおきます。
「何で、私ばっかりこんなに運が悪いのだろう?」とお感じの方。
謙虚な気持ちで、見えない様々な力に生かされている命と受け入れることも大切なことかもしれません。
presented by
石原クリニック
http://www.ishihara-clinic.jp/
石原クリニックセラピールームETERNAL COMFORT
http://www.ishihara-clinic.jp/eternal/index.html
ワンクリックにご協力を.
随分ご無沙汰になってしまいました。
前回が、母の送り火のお話しでした。
さて、日本人の不思議なところは、亡くなった人たちへのご供養はしっかりなさるのに、霊的な存在を信じていらっしゃらない方々が多く見受けられます。
もし、「死んだら灰になるだけ。」と信じているのであれば、当然供養する必要もなく、ご先祖様など、心で感謝するだけで放っとけば良いはず。
ところが、そうはならないのは、どこかで自分も霊的な存在であり、なくなった人たちもこの世を見ていると、心の片隅で信じているからなのでしょう。
私も、医師であると同時に前世療法を行うヒプノセラピストですので、輪廻転生や霊的な存在や力を信じていなければ行うことはできません。
私の場合は、霊的な存在が姿形で見える訳ではないので、漠然と他の感覚に頼らざるを得ません。
今日の話題は「見えない力」
医師となって30年、救急病院で人の生死に関わっていれば、嫌でも不思議な体験をさせられます。大半の医師が、「何かの偶然」「取るに足らないこと」と思っているだけです。しかし、最近では、救急医療の現場で働く医師が勇気をもって「人は死なない」というタイトルの本を出版されました。
今日は、たくさんある中の一つをご紹介したいと思います。
すでに20年ほど時が経っています。
私の患者様で、心臓病で入院された方のお話しです。
その方が、入院される前にも不思議なことがあり、病棟のある一室で、連続して患者様が急死される出来事がありました。
私の患者様が、入院され、病状も落ち着いてあと数日で退院を控えたある日、同室の方のいびきで何日も眠れないので、一人でゆっくりできる部屋に移してほしいとお申し出がありました。
ちょうど、一部屋あいていたので、移っていただいたのですが、移られたその日から動悸が始まり、心電図モニターでいわゆる重症の不整脈が突然出始めました。
私は看護師から連絡を受け、即座に治療を開始しましたが、不整脈は静まるどころか、持続性の心室頻拍という、急死の可能性がある不整脈にまで進展しました。
当然、退院は延期になりました。
数日経ったある日、ふと私はあることを思い出し、準夜帯であるにもかかわらず、看護師に電話をして、即座に部屋を替わってもらうように指示しました。
患者様には、「一人でいることがかえってストレスになっているかもしれないので環境を変えてみましょう。」と訳のわかったようなわからないような説明をして大部屋に移りました。
部屋を移った途端に、不整脈は嘘のように消え、翌日には無事退院することができました。今でも、その方はお元気でお過ごしです。
そう、嵐のような不整脈が出た部屋は、例の連続して患者様が急死された部屋だったのです。
涼
夏の終わりに涼しくなるお話しをいたしました。
人生、いろんなことがおきます。
「何で、私ばっかりこんなに運が悪いのだろう?」とお感じの方。
謙虚な気持ちで、見えない様々な力に生かされている命と受け入れることも大切なことかもしれません。
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2012-09-10 23:28
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