前世や生まれ変わりって本当にあるの? [ひとり言]

1.jpg オスピス・ド・ボーヌのオレンジの屋根

あなたは前世や生まれ変わりを信じますか?

私たちヒプノセラピストは当たり前のように前世を語り、前世療法を行っています。
しかし、クライアントが、たとえ前世療法を受けに来られたとしても、次のように説明しています。
「前世療法は、前世があるかないか、それ自体を立証するために行うものではありません。
深く潜在意識につながった催眠状態の時、前世にいざなう誘導を行うと、ほとんどの方が今の人生とは違う別の人物、そしてその人生をイメージします。その人生を見ることによって深く癒やされたり、あるいは今世の課題に気づいたりすることが前世療法の目的です。」

しかし、時につらい過去の自分を癒すために、催眠状態で過去にさかのぼっていくと、やはり今世の人生とは違う前世とおぼしき人生をイメージしたり、前世療法の説明を何もしない子供が、前世をイメージしたりすることが幾度かあります。

かつて行った前世療法の中に、前世は確かにあると信じざるを得ないセッションがありました。その中の1例を紹介したいと思います。

クライアントは40歳代の女性。ご自分の前世が見たいと半ば興味本位で前世療法を受けに来られました。
彼女は深い催眠状態に入り、前世とおぼしき人生を語り始めました。
子供の頃は、小高い丘の上に立つ石の壁とレンガの建物の近くや、その建物の地下室に入って遊んでいたようです。父母の記憶はなく、どうやらみなし子のようです。
時が進み、10歳代の娘になった時、中性ヨーロッパのどこかと思われる、ある建物の中で生活しながら働いていました。そのイメージにたどり着いたときはまだ自分が修道女であると気づいていませんでした。

彼女はわき上がってくるイメージを、ぽつりぽつりと話し始めました。
まとめると克明に次のようにイメージを語ってくれました。

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3.jpg 白い塔

① 三角の屋根はオレンジ色のモザイク模様をしている。
② その建物の端に塔がつながっている。
③ 建物の脇は通路になっていて、外側に柱が連なっている。
④ 建物の壁は白っぽいクリーム色で、一部はレンガでできている。

4.jpg 施療院のベッド。彼女の描写では床。

⑤ 建物の中に入ると広い部屋があり、部屋の両端に男の人たちが寝かされている。
⑥ 窓は壁の上の方に並んでおり、上部が半円形の窓で、外の光はそこからしか入らない。

5.jpg 上部の円形の窓、正面に簡素な祭壇

⑦ 私と同じ衣装を着た、仲間たちが病気で寝ているその男の人たちのお世話をしている。
⑧ 部屋の奥に祭壇のようなものが見えるが、簡単なもので机や十字架が見える。
⑨ 私もほかの仲間と同じように、病人の世話をしたり、食事を作ったりしている。
⑩ 私は、濃い青の衣装を着けている。ああ、修道着だ。わたしは、修道女のようです。(ここで初めて気づいたようです。)頭は大きな被り物をしています。

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7.jpg 珍しい鮮やかな青の修道着

彼女は、この先ここでほかの仲間に見守られながら、静かな一生を送りました。

私は、あまりにも詳細な情景の描写に驚いて、調べずにはいられませんでした。
彼女のイメージをキーワードに探っていくと、フランス、ブルゴーニュ地方のオスピス・ド・ボーヌと言う修道院でかつ施療院にたどり着きました。
インターネットで調べた、ありったけの画像を印刷して、次のセッションの時に彼女に見せたところ、「まさに、このイメージを見ていました。鳥肌が立ちます。」とのこと。

仮に、過去に本などでこの修道院の情報を読んで、そして忘れてしまっていたとしても、これだけ事細かな情景を語ることができるでしょうか?

前世が本当にあるのか、生まれ変わりがあるのかは科学的に立証することはもちろんできません。しかし、私とこのクライアントが体験したこの前世療法が、もし単なる偶然の一致としたら、数学的には想像を絶する小さな確率になるはずです。
そして、私以外の前世療法の記録にも数限りなく同様の事例が報告されています。

いかがですか?
単なる、オカルト的な話とかたづけてしまうこともできます。
それとも、あなたは前世や生まれ変わりを信じますか?

presented by
石原クリニック
  http://www.ishihara-clinic.jp/
石原クリニックセラピールームETERNAL COMFORT
  http://www.ishihara-clinic.jp/eternal/index.html

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