癒しの旅<3> [旅日記]
癒しの旅第3弾は、栂池自然園。標高1900mにある、木道以外には人工物のない手つかずの自然の公園です。冬が長いため、花が咲く季節はとても短い所です。雪が残る6月には、北アルプスをバックに湿原一面に水芭蕉が咲き乱れます。夏には、かわいいワタスゲが風にゆられて踊ります。秋は、山一面360°の紅葉のパノラマが楽しめます。
10月の初旬が紅葉のピーク。たった2週間ほどの見事な紅葉が終わると辺りは冬支度を始めます。木道の所々に休憩できる丸太の椅子が置いてあります。静かに座って、ゆったりと自然に包まれていると、人間も大きな自然の一部であることを感じます。
湿原の一番奥、ビジターセンターから約2.9kmの地点にある展望湿原からは白馬大雪渓を見ることができます。
何年かに一度(ビジターセンターの管理人のかたは10年に1度と)、白馬連峰に早い雪が降ることがあります。紅葉の真っ盛り、下界は嵐のような大雨、山は吹雪混じりの大雪となり一面を銀世界に変化させます。翌日は、すっかり雨が上がり朝日が紅葉と雪化粧をした白馬連峰を照らし始めます。残念なことに、栂池一帯の紅葉は雪のおかげで、その後数日で終わりを告げます。
10月初旬に白馬一帯に大雨が降った明くる日は、栂池高原に上ってみてください。すばらしい、自然のショーがご覧いただけるかもしれません。ただし、必ずしっかりした防寒具と、滑らないトレッキングシューズでお出かけください。(腰を打って担架で運ばれる方がおられました!)
石原クリニックフォトギャラリーを更新いたしました。お時間のある方はお立ち寄りください。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/healing-photo/
2011-06-05 23:23
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