これって心の風邪? [ひとり言]

akari.jpg Akari

日頃、こんな症状はありませんか?

「寝付きが悪い。」
「朝から何となくからだがだるい。」
「食欲がでない。」
「何もする気が起こらない。」
「疲れやすい。」
「何となく頭が重い。」
「胸がどきどきする。」
「息切れがする。」「腹痛や下痢を繰り返す。」etc.

どれも、日常ありふれた症状。誰もが一度は経験する症状ばかりです。でも、それが1ヶ月も続けば、さすがにどこか悪いのではないかと心配になってきます。一度診てもらおうと、まずは内科を訪れるのではないかと思います。ところが、内科で診察を受け、いろいろな検査をされ、心配しながら結果を聞くと、医者の口からは

「どこも悪くありませんよ!心配ありません。」

と追い返される。あるいは、

「軽い、うつ症状ですね。すこし、休養を取られた方がよいですよ。心療内科の専門医を紹介しましょう。」

と、きちんと診てくれる医師の言葉も、

「エーッ!私、今まで憂鬱になったことなんか一度もないのに。」
「俺みたいな、楽天家がうつになる訳ねーよ!」
「体の調子が悪くてきているのに、とんでもないやぶ医者だな。」

というのが、あらかたの反応。どこへ行っても、同じ診断結果に不満がつのり、あちこちの医師に受診する、いわゆるドクター・ショッピングを始める人も少なくありません。

でも、考えてみれば
「あのとき上司にひどいこと言われたなぁ。」
「そういえば、ずっとノルマに追われて休んでなかった。」
「半年前に引っ越してから、ご近所づきあいや、子供の学校のことで大変だった。」
あるいは、かわいがっていた犬が死んでしまった。生活環境が変わった。親と同居し始めた。等々、日常ありふれたストレスの原因に気づかずにいることが実は多いのです。

これが、「いらいらする。」「気分が落ち込む。」「憂鬱になる。」「何となく不安でしょうがない。」「訳もなく悲しくなる。」「この場から逃げ出したい。」「いっそのこと消えてしまいたい。」となれば、内科を訪れる人はおそらくおられないでしょう。ところが、「私、ストレスなんかありません。」と言われる方に、気分的な落ち込みより身体症状が前面に出る仮面うつ病の方が内科を訪れることが多いのです。

心と体は一体です。物言わぬ心の叫びが体の変調となって現れることはよくあることです。内科で異常なしと言われたとき、一度ご自身の心の声にも耳を傾けてください。思い当たる節がある方は、がんばろうとせず、優しくご自身を認めてあげてください。心と体を休めてください。そして、できる限り原因となる環境から離れる努力をしましょう。

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