宇宙のエネルギー [ひとり言]

M31.jpg Space The Final Frontier

いよいよ今日はハロウィンです。
国によって、宗教によって、それぞれ霊をお迎えしてもてなしたり、あるいは聖人をたたえたりする行事は色とりどりですね。

あの世から霊が帰ってくる時期は日本人とケルト人では違うようです。

でも、前世療法をやっていておもしろい(と言っては失礼ですが)のは、皆さん様々な国に生まれ変わっています。

中には、肉体を持たない宇宙人だった方もおられます。

アインシュタインが彼の理論の中でE=MC^2とエネルギーと物質はエネルギー的に等価であることを発表しました。いま、彼の相対性理論が根本から崩れようとする新しい観測結果がでつつ在りますが、この「物質=エネルギー」に一石を投じる人はいないようです。

最近では反物質の存在も明らかにされつつあります。

簡単な話では電子と陽電子がぶつかれば多量のγ線(エネルギー)を放出して消滅します。

宇宙の創世は、無から有が始まったとする説が一般的です。いわゆる真空の相転移と言うやつです。

今日は、宇宙論や物理学の観点からではなく、スピリチュアルな観点から宇宙を観てみましょう。

なんじゃそれ?と思われる方も、たわいのない話にしばしおつきあいください。

さて、この物質世界。いわゆる、我々が宇宙と言う世界の創世を考えてみましょう。

無から有が生まれるとき、何が起こったのでしょうか。

我々の、わずかな知識では計り知れない話ですが、比較的簡単に理解できることは、無から有を生じさせるためには、無を引き裂いて+(プラス)と-(マイナス)を作らなければ不可能です。

それは、物質と反物質かもしれません。

陰と陽と表現できるかもしれません。

存在するものと対局のものを作らなければ、無から存在を創世することはできません。

本当に「無」であったかどうかも議論の余地がありそうです。物質世界は最初は「無」だったかもしれません。

しかし、スピリチュアルな観点から、そもそもエネルギーと呼んで良い存在、すなわち[在って在るもの]が存在していなければ、全くの無の世界です。つまり、我々自身が存在しません。何の現象もないただの無(NUL)です。永遠の無です。

しかし、今この瞬間、我々が我々であると感知している上に於いては、NULの状態は考えつきません。何らかのエネルギー、「在って在るもの」が時空を超えた存在として「在る」=ESTとしなければ話が始まりません。

今我々が感知できる宇宙と呼ぶ存在が、無から創世されたとすれば、「実」を創世するために必要な「虚」の世界がどこかに存在しなければなりません。それは、「実」の世界に生きる我々には感知できない世界です。

それが「在ってあるもの」が今の世界の最初に行ったことでしょう。

では、我々が住む「実」の世界のエネルギーはどんなものでしょうか。

今のところ、想像でしか論ずることができません。

科学的に理解できる形で物理学の世界が解明してくれることを期待したいと思いますが。

少しスピリチュアルな話になってしまいますが、私の持論にお付き合いください。

我々が感知するこの宇宙では、すべてのものが存在するものです、陰と陽、プラスとマイナス、実と虚と言った二元論が在りますが、陰、マイナス、虚と呼ばれるエネルギーも実は形の違うエネルギーで、存在するものです。そして、相対するエネルギーがぶつかり合えば、ただ消滅するだけではなく、新たなエネルギー形態に変容するだけです。

宇宙のエネルギーは一体なんでしょうか?

135億年の時(時という概念が存在すると仮定します。)を経て、最初のエネルギーはあらゆる多様性を持って変化して別れ、今の宇宙を形成しています。

もう一度元の姿に戻して、単一のエネルギーにしてみたらどんなエネルギーになるのでしょうか。

それは、[在って在るもの]のエネルギーそのものです。

スピリチュアルに言い換えれば、「愛」のエネルギーです。

200812_2.jpg The Holy Family

仏陀が体験した、限りなく「NUL」に近い、ニッバーナの世界のエネルギーでしょう。
または、イエスキリストが感じた主なる父のエネルギーでしょう。
また、モーゼの感じた、ヤハウェ(YHVH)のエネルギーかもしれません。
古事記に綴られる天御中主神のエネルギーかもしれません。
密教の教える、大日如来のエネルギーでしょうか。
感性豊かな古代の人々は、この宇宙のエネルギーを様々な形で感じていたのでしょう。

この世界が「不生不滅」とすれば、エネルギー保存法則が成り立ちますので、もしこの世界のなにがしかのエネルギーがプラスの方向に変化すれは、それに呼応してなにがしかのエネルギーはマイナスに変化します。しかし、変化するだけで存在しています。そして、宇宙のエネルギーの総和は不変です。

今や、多種多様のエネルギーの形が存在しています。物質として、エネルギーとして。陰として陽として。プラスとしてマイナスとして。

しかし元々存在するエネルギーは、純粋で単純な単一なもの。「愛」と呼ぶ人もいます。

スピリチュアルな観点から、

今、様々な人が、愛として、喜びとして、悲しみとして、憎しみとして、怒りとして、恨みとして、様々なエネルギーを感じておられます。

ネガティブに感じられるエネルギーは、「愛」と対局をなすものと説く人がおられます。

天使の対局として悪魔の存在を説きます。
善の対局として悪を説きます。

確かに存在します。

でも、よく考えてみてください。

元々、在って在るものの単一のエネルギーしかないとすれば、すべては「愛」のエネルギーであり、対局をなすと思われているエネルギー形態は、「愛」のエネルギーの不完全な形ではないでしょうか。

ネガティブなエネルギー、「悲しみ」「憎しみ」「怒り」「嫉妬」「嫌悪」。

これらのエネルギーは、よく考えてみると「愛」のエネルギーがなければ存在しません。
これらのすべてのエネルギーは「愛」を基礎として、愛になりきれなかったエネルギー、愛を求めて、愛を得られなかったエネルギーではないでしょうか。

「愛」を求める心がなければ、「悲しみ」「憎しみ」「怒り」「嫉妬」「嫌悪」は生まれてきません。

在って在るもの、すなわち宇宙のエネルギー、あらゆる存在の大元のエネルギーは愛のエネルギーです。
それに気づいた過去の聖人達は、一生を愛の世界で生きています。

愛の世界で生きていきましょう。

DSCF0024_1.jpg あなたのそばには常に光が

不完全なエネルギーを愛に昇華させるのは他でもないあなたです。

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