奇跡の人 [ひとり言]

51Xj68GSgFL.jpg 自分をえらんで生まれてきたよ

今日、いんやく りお君の著書、「自分をえらんで生まれてきたよ」を読み終えました。
生まれる前から多くの病気を抱え、闘病生活を送りながら神様からの伝言を伝えています。
りお君のひとつひとつの言葉が、宝石をちりばめたように光り輝いています。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

雲の上から、
お姉さんとお兄さんを見て、
「どの人がやさしいかなあ」って、見ていた。
それでママのところにした。
ママなら、心のことをわかってくれると思ったから。

人がここに来るのは、
新しいことを学ぶためだ。
ここに来るのは、
たましいの
寄り道のようなものだ。

やさしい心は、
神様にもらったの。
心は、あたたかい。
いのちはあたたかい。
あたたかいのが、
たいせつなんだね。

どうして人は、勝手に生きるのだろう。
本当は、心の中にいる神さまの、
いうとおりにするのが、いいのだと思う。
勝手にするというのは、戦争をするということだ。
そういう人は、心の中にいる神様の電源が、
オフになっているんだね。

死ぬのは、怖いことじゃない。
病気で死んでしまう子供たちもいる。
それは哀しいけれど、
体がなくなっても、心は残る。
たましいは、必ずある。
悲しみも、いつか消えていく。
それに、死んだら、
また新しいことを学べる。
だから、死ぬのは、
たいせつなこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆

holyfamily.jpg 
ママなら心のことわかってくれる

これらの言葉が、4歳から9歳のりお君の口から語られました。
まさに神様からの伝言です。

私は現在55歳。
子供の頃、自分が何者か、宇宙は何なのかに深い疑問を持ち、
20年間、救命救急の医師として、人の生死に関わり、
体を壊し、
瞑想を繰り返し、
ヒプノセラピー、前世療法を学び、
ようやく、理解の糸口が見つかったところです。

りお君の本に出会えたことは、神様からの私へのご褒美と感謝しています。

こうした珠玉の言葉集の中に、なにより私が驚いたことは次の言葉です。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

すごい秘密に、気づいたよ。
時間があるから、ものはある。
時間があるから、光はある。
物は、ぜんぶ、時間で、できている。

物が時間でできているのには、二つ理由がある。
一つ目の理由。
物は、時間がたつと、人がつくったり、形や場所が変わったりする。
だから、時間が、ものをつくっている。

二つ目の理由。
それは、ものが、時間の粒で、できているから。
時間は、目に見えない、小さな粒でできている。
ものも、目には見えない、小さな粒でできている。
うんと小さくすると、みんな同じ。
時間の粒も、ものの粒も、光の粒も、みんな同じ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

お釈迦様の気づきの瞑想をご存じの方はお気づきかもしれません。
お釈迦様が、7日間、ピッパラの木の下で瞑想を続け、
ついには悟り(ニッバーナ)を開かれました。
そのとき、
「すべての存在は粒子でできていて、しかも消えたり現れたりしている。」
「全ての粒子は一瞬たりとも一定の形を保っていない。常に変化している。」
ことに気づかれました。
実はこの気づきが、本来お釈迦様が説く「無常」の教えの根本です。

わずか10歳にも満たない、りお君の口から語られたことは、まさに驚嘆に値します。
りお君もまさに「奇跡の人」であり、神様からの伝言を伝える人でしょう。

Maria2.jpg 
何千年の時を越えて奇跡の人が現れる

55歳にしてたどり着いた「今」が間違っていなかったことを、わずか11歳の少年から教えてもらいました。

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自分をえらんで、生まれてきたよ [ひとり言]

Bee.jpg  がんばれ命

久しぶりのブログ更新です。クリニックの新築移転の仕事でなかなか書けませんでした。クリニックは細かい仕様が決まり、設計士さんと「患者さん中心の優しいクリニック」を作り上げることでコンセプトの確認ができたところです。

さて、そうした毎日の中でとても感動的なお話に出会うことができました。著作権侵害になりはしないかと心配しながらも、皆様に紹介せずにはおれない話です。
「ゆほびか」という健康雑誌の12月号の特集です。「神様からの伝言」という特集で、沖縄在住の11歳の少年りお君のお話です。

ゆほびかの編集長、西田徹さんがfacebookに投稿された記事をそのまま抜粋してご紹介します。

―――――――――――――――――――――
毎月、毎月、入稿から校了するまで、原稿を読んでいて、思わず涙ぐんだり、笑ったり、驚いたりしています。編集者として、また、ある意味では最初の読者として、とてもぜいたくで、幸せな時間をすごさせていただいているのだな~…と感じます。
今月、デスクでも、電車の中でも、原稿を読んでいて、感動して、涙が流れたのが、「神様からの伝言」という特集です。

「赤ちゃんが生まれてくるのは、みんなを幸せにするため。
お母さんやお父さんだけじゃなくて、みんなを幸せにするため。」

「人間は死んでも、体がなくなっても、
心は残るように、できている。」

「ぼくが病気で生まれたのは、
ずっとずっと、幸せになるためだよ。
だから、ぼくが泣いてもママは「かわいそう」って
思わなくてよかったんだよ。」

「いのちはぜんぶ、つながっている。」

上記は、沖縄在住の少年、いんやくりお君(11)が語った言葉です。
こうした、りお君の言葉は、4歳から9歳のあいだに語られたもの。
今月号では「神様からの伝言」と題して、りお君の言葉を紹介しました。11歳になった、りお君のインタビューや、りお君のお母様のお話も紹介しています。
編集部・相馬が、りお君の住む沖縄を訪ねました。以下は、相馬による内容紹介です。

☆☆☆
驚きと感動を呼ぶ「神様からの伝言」
沖縄・那覇に暮らす不思議な少年、りお君を訪ねました。
今11歳のりお君は、お母さんのおなかの中にいるときに不整脈が見つかり、緊急帝王切開で生まれました。
次々と襲う9つの病気を克服しながら、今、南の島で元気に暮らしています。
りお君が4歳から9歳までの間に語った“不思議な言葉”が大きな話題を呼んでいます。

「ぼくは、病気を選んで生まれてきた。
希望を持って、生まれてきた。
心を感じることで、勇気が出る。それがつまり、希望のことなんだ。」
とても深い、魂を揺さぶるような言葉の数々。

幸せってなんだろう?
自分が生まれてきた理由は?
日々慌ただしく生きている私たちの胸にそんな疑問がフッと浮かぶとき、りお君の語る言葉は、心にスーッと沁みこんでくるようです。

生まれてきたことの奇跡、
今生きていることの奇跡、
親子の縁で結ばれた奇跡、
私たちの周りには奇跡があふれているということを、
この特集に携わりながら実感することができました。(相馬)
☆☆☆

人生の宝物は、いつも目の前に。
ちなみに、りお君の初の著書、『自分をえらんで、生まれてきたよ』は、サンマーク出版から出ていて、ベストセラーになっています。
―――――――――――――――――――――

DSC_0298.jpg 私の下で雨宿りをしていってください

いかがですか?
時に、こうした大きなハンディキャップを背負いながら、菩薩様のような魂を持ったお子さんがこの世に現れます。「奇跡の人」達です。

今日、私の手元にゆほびかの12月号と、りお君の著書「自分をえらんで、生まれてきたよ」(サンマーク出版)が届きました。

これまで書いてきた私のブログの内容が全て薄っぺらく感じてしまいます。
「この子らから学ばずして、この世にいかにして生けらんや」 と言う気持ちです。
このチャンスに是非お読みください。

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病を遠ざけ、心穏やかに生きる [ひとり言]

odayaka.jpg 穏やかに生きる

昨日は180人、一昨日は160人の診察。
毎日こんな調子です。

皆さん、病気だけではなく様々な悩みを持って、
多くの方が私のクリニックでその荷物を落として行かれます。

なぜ、そんなに悩み多き人生を歩んでいらっしゃるのでしょうか?
病気だからでしょうか?
それとも、その生き方が病気を引き寄せているのでしょうか?

しかし、私の所に荷物を置いて行かれる方達は、そんなことに興味はなく、
ただただ、ご自分の周りで繰り広げられる「悲劇」に翻弄されているばかりです。

odayaka2.jpg 先人はま~るく生きろと教えるが

誰もが口を揃えておっしゃいます。

誰も好き好んでやっている訳じゃない
考えたくなくても考えてしまう
あの時のあれが原因だ
あの人があの時あんなこと言わなければ
あの人が辛く当たる
あの時あのことさえ起きなければ
あんな事が起きたのはわたしのせいじゃない
以前はこんなじゃなかった
また、同じようなことが起きたらどうしよう
また失敗したらどうしよう
あの人さえ邪魔しなければ
あの人はどうしてあんないやなことばかり言うのだろう
何で私ばっかり

そして

眠れないので睡眠薬を下さい。

何が原因でしょうか?
「心の反応」以外、何者でもありません。

今、「バカヤロー!」という声が耳に入ってきました。
心の反応を0が無反応、10が最大反応とすると。

①これが遠くのテレビかラジオから聞こえてきたとしたら、
  心の反応は0か1ですね。

②一生懸命見ているテレビの出演者が怒鳴ったときは、
  心の反応は2か3程度ですぐ消えます。

③実際に、誰かが他人に向けて怒鳴ったとすれば、
  心の反応は、5程度でしょうか。
  そして、その場から離れれば多くは消えてしまいます。

④では、自分に向かって誰かが「バカヤロー!」と怒鳴ったらどうなります?
  心の反応はほぼ10の最大反応になり、すぐには消えません。
  心が傷つきますね。
  でも、もし他のことに夢中で、聞こえていなかったら?
  心は何の反応も起こしません。

同じ「バカヤロー!」の怒鳴り声が、目の前の事柄として起きたとしても、
これほど心の反応は違ってきます。

odayaka3.jpg 心の中はこんなにも変化が

全ては、あなたの心の反応次第なのです。
心の反応を起こすのは、あなたの「エゴ」です。
エゴを他人に否定されると、エゴは強大になり反応を始めます。

これは、自分自身でもそうです。
「私はエゴの強い人間ではない」とおっしゃる方がおられます。
自分自身でエゴを否定しようとするとエゴはさらに大きくなって、
心の反応を起こしてきます。
これがエゴの仕事です。

「エゴ」が本当の私ではないと気づくことができたら?
反応しているのは私ではなく、エゴです。
本当の私は心穏やかです。
エゴとは何でしょうか?
「私が、私が」「俺が、俺が」の「が」ですね。
ここで気づいておかなければならないことは、自己主張も、自己否定も全てエゴです。

エゴの仕事に手を貸さないこと。エゴに無関心でいること。
「が(我)」を捨てること、手放すこと。
すると、心が過剰反応をしなくなります。
テレビの主人公が怒鳴られている時ぐらいの反応なら楽ですよね。

最も心穏やかに、シンプルに生きる術です。

お薦めの本があります。
 エクハルト・トール著「さとりを開くと人生はシンプルで楽になる。」
 ラメッシ・バルセカール著「誰がかまうもんか」

難しくて理解できないとおっしゃる方には、
 童話「イワンの馬鹿」 ---私の愛読書です。

odayaka4.jpg  どれもエゴと気づきましたか

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命の値段 [ひとり言]

bee.jpg 命のいとなみ

現在年間約40兆円の医療費が日本で使われています。
これが、国民の健康を守るお金の総額です。
どんな風に役に立っているのか、一例を見てみましょう。

コレステロールを下げる薬は、年間約3000億円処方されています。
方や、心筋梗塞で年間6万人の方がなくなります。
コレステロールの薬は、この死亡率を30%下げるといわれています。
単純にこの薬で、60,000×0.3=18,000人が命が救われているとすると、
一人の命の値段が、300,000,000,000÷18,000≒17,000,000円
約1700万円ということになります。

bug.jpg

では、高コレステロール血症を治療せずに、心筋梗塞にを患う人にバイパス手術やステント留置術など血管手術をした場合、一人約500万円の医療費がかかると見積もると、
5,000,000×60000=300,000,000,000円
つまり3000億円となり、予防と治療はほぼ同額ということになります。

どちらがよいか?

患者さんの生活の質や健康寿命を考えれば、同額であれば予防にお金を費やした方が良いということになります。

今の医療経済はこうして計算されています。
3割負担の皆保険制度である日本では、こうした医療費財源の7割は当然皆さんが支払った健康保険と税金でまかなわれます。

当然財源は無尽蔵ではありません。
「命はお金にかえられない」とおっしゃってもお金がなければ命が助けられません。

厚生労働省が、医療費削減に躍起になる所以です。

ここで、ちょっと考えてみてください。

昭和40年代には心筋梗塞死亡者数は約2万人でした。

今、年間11兆円の食材を無駄にして捨てている国です。
飽食の時代を謳歌して、健康的な食事に対する感覚が麻痺してしまった国です。

昭和30年代から40年代の食事を思い出し、日本人の人種にあった、日本人らしい食事に戻すことで、この時代の死亡者数に減らすことができたら、医療費はそれだけで3分の1に減らすことができます。

sagi.jpg

いかがですか?

1700万円の命をどう考えますか?

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オメガの思い出 [ひとり言]

IMG_0734.JPG ワイス博士と奥さんのキャロル

ワイス博士の前世療法トレーニングがすべて終了しました。
日本に帰ってきました。
ワイス博士の誘導によって、潜在意識につながりやすくなったこと、
前世と思しきイメージが浮かびやすくなったことなどが、私自身に起こった変化です。

オメガでは、こうしたセミナー以外にも、毎日瞑想、ヨガ、太極拳などが行われ自由に参加できます。

私は、早朝の瞑想に参加してきました。

IMG_0594.JPG サンクチュアリ

サンクチュアリと呼ばれる瞑想道場の中で、座る瞑想と歩く瞑想を行います。
インストラクターは禅尼の方です。
呼吸に集中し、呼吸に気づく、「気づきの瞑想」。
そして、歩く瞑想の後再び座り、最後にインストラクターが慈しみの瞑想へと導きます。
深い瞑想に入ることができ、幸福を感じられる時間です。

IMG_0679.JPG オメガの星空

ニューヨークと言えば世界最大の都市。
その郊外に、これほど自然を大切に作り上げたセミナーセンターがあるのは驚きです。
ダウンタウンからバスで約3時間。
森に囲まれ、静かな湖がたたずむサンクチュアリのようなところです。
夜空は天の川をくっきりと見ることができ、私が天体写真を撮影する駒ヶ根よりもきれいな星空にまたまた驚かされます。

IMG_0725.jpg リス

歩いていると、リスやウサギや小鳥などが私たちのそばに寄ってきます。
もちろん餌をやっているわけではありません。
自然の豊富な餌を食べながら人々と共存しています。
人を警戒することがないのです。
そういう人たちが集まるところでもあります。

セミナーを行うメインホールに毎日集まってトレーニングを受けます。
朝早く行ってよい場所に席取りをして、毎日そこを確保したいのが人間です。
ここでは、来た者順に場所を確保しますが、翌日にほかの誰かが座っていても
誰も気にすることなく、挨拶をして別の空いている場所に座ります。
そう、陣取りをして「私とほかの誰かを区別する。」意識がない人たちの集まりです。

IMG_0753.JPG 日本からの参加者

食事は、すべてベジタリアンメニューです。大半がオーガニック野菜です。
穀類、パンはもちろん全粒粉です。
卵とヨーグルトは許されていますが、乳は豆乳、ライスミルク、オートミルクです。
カフェは肉類がありますが、鳥と魚です。
健康を意識したメニューばかりです。
気がついたことは、以前ブログの「体を錆つかせるもの」の中で紹介したハーバードのニューズレターそのものを実践しています。

IMG_0956.JPG リスが近づいてきます

ここでの5日間は、自然の中で人と動物を区別せず、分かちあい、助け合うコミュニティーの生活でした。

いつか全世界に浸透してほしい、すばらしいところでした。

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新たな心の時代へ [ひとり言]

IMG_0689.JPG オメガ・インスティテュート

ワイス博士の前世療法トレーニング4日目。
午前中のセミナーを終わって、昼休みに私たち日本人グループとお話をしていただく機会を得ました。

終始穏やかで、和やかな人柄の方である。奥さんのキャロルの話では、常に日常生活も穏やかで、怒ったりすることはないそうです。

お釈迦様を含め、目覚めた人は皆、こういった気性の持ち主なのでしょう。

日本からワイス博士へのお土産として、「ワイス家」と書かれた暖簾をお見せすると、すぐに暖簾をくぐるまねをして、我々のジョークにも即座に応じてくださいました。

IMG_0792.JPG 「ワイス家」の暖簾をくぐるワイス博士

私は、これまで撮影した日本の風景のいくつかを、「日本の心風景」とタイトルして写真集を作って差し上げたところ、大変喜んでいただけました。

IMG_0764.JPG ワイス博士、奥さんのキャロルと

今回、セミナー参加者は120名。その内20名が日本人のグループです。
120名の参加者の中で、医師が約10名ほどいました。

さらに、その中で精神科医は数名。
日本人参加者の中で私を含め医師は2名。精神科医はいませんでした。

日本は医療分野では前世療法はおろか、ほとんど催眠療法すら普及していないことをお話ししたところ、スピチュアリティーを大切にする国民性が影響しているとのこと。

インドでは、宗教を大切にし、瞑想をしたり、生まれ変わりを信じている国民性を持つことから、最近ではワイス博士の前世療法も急速に広まっているとのことでした。

米国では、精神科医の多くが「生まれ変わり」を信じていないために、精神科医の間ではあまり広がらないそうです。一般市民の間でも、かつてカトリック教会が「生まれ変わり」を否定したことが、普及の障害になっているようです。

米国も不況の波で、癒しを提供する仕事は需要がへり、経済的には苦しい状況になりつつある中で、ワイス博士のこの前世療法トレーニングは毎回キャンセル待ちの状態です。
時代は、心を求めているように思えてなりません。

高度に発達した文明の中で暮らす私たちは、物の豊かさが幸せの一つの条件と考えがちですね。
お金があり生活が楽であれば幸せを感じます。しかし、今の時代そう長くは続きません。収入が減り、生活が大変になってくると、いつまでも幸せを感じることができなくなりますね。昭和20年代、30年代の物のない時代を過ごした人たちですらそうです。

今、あの時代の生活に戻れますか?(あの時代に戻れば原発など要りません。)
貧しくても豊かな生活とは?

心の豊かさ。

実感しておられますか?
心の平安。インナー・ピース(Inner Peace)。

実は、このインナー・ピースを実感するには、少しテクニックが必要になります。
誰もが、目の前で繰り広げられる現象が人生のすべてと感じておられます。
快適な生活と、心地よい刺激が幸福感をもたらすことは事実です。

しかし、それを失うときはどうですか?
幸不幸の物差しは何でしょう?
そう、五感で感じるすべての現象が幸不幸の物差しである限り、インナー・ピースは感じられません。

前世療法を含め、すべての催眠療法は、まず静かに呼吸に集中し、リラックスすることから始まります。ヨガ、瞑想、座禅、すべてそうです。
そして、深く、深く自分自身の中へと入っていきます。
何をしているかと言うと、自分自身の潜在意識の中へと入っていくテクニックです。

目覚めた人、悟りを開いた人すべてが口をそろえて言うことは、「幸せはすべて、自分自身の中に備わっている。」ということです。

つまり、私たちが普段意識しない、潜在意識、つまり無意識の領域にインナー・ピースが誰にでも備わっているのです。
この神の叡智とも呼べる潜在意識の叡智に触れるには、呼吸に集中し、潜在意識とつながるテクニックが必要になります。

数多くの先人たちは、瞑想やヨガの修行によってこれをなしえてきました。
今は、催眠療法という、全くそうしたテクニックを持たない人々にも、潜在意識とつながりインナー・ピースを感じる方法があるのです。

人は、年老いていけば、収入も減ってきます。お金持ちも、年老いていけば体力を失い不自由になってきます。

私のもとに訪れる多くのご老人が、「年をとるといいことが一つもない」とおっしゃいます。

五感で感じられる現象の中に、本当の幸せは存在しません。(お釈迦様も言っておられますね。)

IMG_0703.JPG オメガに咲くコスモス

いかがですか?

生きているうちに、インナー・ピースを感じてみませんか。

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ワイス博士の前世療法 [ひとり言]

IMG_0616.jpg Brian L Weiss博士

ニューヨーク、オメガ・インスチテュートでのセミナーは3日を終えました。
ワイス博士と、奥様のキャロル(臨床ヒプノセラピスト)の尽きないお話、
リラクゼーションや、前世療法のデモンストレーション、ペアを組んでの前世療法トレーニングなどが中心です。

今日、午後から日本からのグループとワイス博士を囲んで懇談会があります。
楽しいお話ができることを楽しみにしています。

米国も日本同様に不況が続き、医師ではないセラピストたちはかなりの経営難が強いられているそうです。癒し系の仕事が苦しい時代になってきたとおっしゃっていました。

本来であれば、苦しい時代こそ、セラピストの需要が増え、心と体のバランスを保つ必要があるのではと思われますが、米国においても、まだまだものの豊かさが幸せの条件であると考えがちなのかもしれません。

もちろん、ここオメガでもワイス博士のセミナーだけは毎回キャンセル待ちの状態で、こうした癒しの技法が必要になってくると考えている人も増えているようです。

今回、私たちが参加した日本のグループの中でも、東北で開業しているセラピストの方のところへは、東日本大震災の後、別れた人ともう一度巡り会って慰めがほしいと言ってお越しになるクライアントさんが増えているとのことでした。

「悲嘆療法」と呼ばれる、催眠療法の一つですが、これは、個人の魂を呼び出す降霊術のようなものではなく、潜在意識に深く記憶された故人の人格にふれ、催眠下で故人との会話を楽しんだり、悲しみに暮れている残された方へのメッセージをもらう療法です。

潜在意識は、我々が意識できる理論的は意識、つまり顕在意識より遙かに知恵があると考えられています。

潜在意識は、普段では上ってこない無意識領域に刻まれた故人の人格情報をもとに、故人ならこう言うであろうというクライアントに必要な、メッセージを伝えてくれます。

とても大きな、癒しと慰め、そして生きていく上での重要な気づきが起こる、とてもすばらしい施療法です。

IMG_0693.jpg オメガに隣接するロング湖
(あなたの潜在意識にはこの湖の水分子の数より多くの情報が記憶されています。)


前世療法も特別なものではなく、潜在意識の中に刻み込まれた自分自身の情報を元に、今その人に必要な癒しや、気づきを与えてくれるすばらしい療法です。

いつの世も、物を豊かにする文明だけでは幸せな時代は訪れません。そこに、心が伴ってこそ、幸せが感じられるのでないかと思います。

皆さんは、日々癒されていますか?

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前世療法 [ひとり言]

217ECDEMVCL__BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click-small,TopRight,12,-30_AA300_SH20_OU09_.jpg ワイス博士の前世療法

今、ブライアン.L.ワイス博士の前世療法トレーニングを受けるため、ニューヨークにある、オメガ・インスティテュートに来ています。

前世療法? なんじゃそれ? なんか、うさんくさくない?

と、思われる方もおられるかもしれません。
この、前世療法とは、催眠療法の一つで、1988年に米国の精神科医ブライアン・L・ワイス博士が世の中に向けて発表してから、世界中に広まってきました。

IMG_0617.jpg ブライアン・L・ワイス博士

もともと、ワイス博士も、前世療法を最初から行おうとしていたわけではありません。
従来の精神療法や、薬剤で症状が取れない重症のパニック障害の患者を友人から託され、催眠療法を行ったところ、全く別の人生を語り始めただけでなく、ワイス博士しか知り得ない特別なことを話し始めたことが発端でした。

前世療法を世に送り出すときには、これまで築いた精神科医としての地位や名声を捨てるかもしれないことを危惧しながら発表したところ、実はほかの精神科医たちからも同様な経験が数多く寄せられたのでした。

今では、このワイス博士の前世療法セミナーには全世界から多くの人たちが参加するように、毎回定員オーバーの状態です。

私も、もうすでに4年あまり、ヒプノセラピストとして、前世療法を含む催眠療法を行ってきました。お気づきの方は石原クリニックのホームページ左下にある

セラピールーム ETERNAL COMFORT

のバナーをごらんになったかと思います。

これまで、多くの方に前世療法を行ってきましたが、ほぼ100%、いえ、ほぼではなく100%の方が、今の人生とは違う、別の人生を語ってくださいました。

催眠下で語られるお話は、すべて無意識の領域、潜在意識からもたらされるものです。
前世が本当にあるのかどうかは誰にもわかりません。
この療法の目的は、前世が本当にあるのかどうかを検証することではなく、潜在意識からわき上がってくる、前世と思しき別の人生を再体験することによって、その人生から大きな気づきを得たり、深く癒しを得たりすることが目的です。

ただし、私の体験でも、前世のイメージが実在の中世の修道院の画像やその当時の修道女の暮らしぶりや、服装がすべて合致したり(その方は、行ったことも過去に勉強したこともないそうです)、あるいは、卵巣腫瘍の手術を間近に控えた方が前世療法で、腹部を刺されて亡くなったイメージを見た後、卵巣腫瘍が数日で自然消滅したりした事例があります。

医学は、科学であると自負してきた私にとっても、大変不思議なお話です。

ただし、これは、目に見えない不思議な力が働いているわけでも何でもなく、
癒しを得る方自信の心の働きです。
薬や、カウンセリング、心理療法と同じく、心の治癒力そのものを引き出す方法です。

日本の医療の中では、医学教育や、心理学の中でも扱われることなく、
人々からも正しく評価されず、利用されていないことはとても残念なことです。
今後、日本でもさらに研究され、人々の癒しに役立つことを期待したいと思います。

omega13.jpg オメガ

今、前世療法セミナーが行われているオメガ・インスティテュートは、写真のように、
自然に恵まれたすばらしいところです。
連日、ヨガ、瞑想、太極拳、リーダーシップを養うセミナーなどで、賑わっています。

IMG_0598.jpg

IMG_0633.jpg

自然の中で、リスや鳥などの小動物が臆することなく人々の前に現れます。
いずれ世界中に、オメガのような平和が訪れるように祈りたいと思います。

omega15.jpg 引率していただいた村井先生と仲間たち

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「解熱剤を下さい!」 ほんとにいいの? [ひとり言]

IMG_0534.jpg 免疫力を高めるハーブ

風邪をひいたり、細菌に感染したりすると熱が出るのはご存じですね。

そして、熱が出るとほとんどの方が解熱剤を飲まれます。

しかし、熱を下げることは病気を治す早道になっているのでしょうか?

以前に、体温が上がると、免疫力が高まるお話しをしました。

IMG_0430.jpg 免疫力を高めましょう

この度、岡崎市にある自然科学研究機構 生理学研究所のチームが
体温上昇で免疫細胞が元気になる仕組みの一つを解明しました。

免疫細胞の一つにマクロファージと言う細胞があります。
この、マクロファージは、ウイルスや細菌を始めありとあらゆる異物を貪食し、
リンパ球へその情報を伝える働きがあります。

情報をもらったリンパ球は、異物と戦うための抗体を作り血液中にばらまきます。

このマクロファージの働きは体温が上昇すると活発になることが知られています。

その、仕組みを生理研究所のチームが解明しました。
詳しいことは専門的になりますのでここでは控えますが、
平熱ではマクロファージの貪食作用が低下します。

つまり、解熱剤で熱を下げると免疫の働きが低下することになります。

もちろん、高熱は体力が消耗しますので、ある程度下げることは必要です。

でも、熱が出たからといって、解熱剤を多用することは要注意ですね。

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あなたは誰ですか?-本来無一物- [ひとり言]

rainbow.jpg あなたのそばにはいつも虹が

100人の人がいれば、100の人生があります。

あなたは、あなたの人生を歩んでいると、胸を張って言えますか?

あなたはあなたしかいません。

あなたはあなたのままでいいのです。

すでに、必要なものは全てそろっているのに、目の前に繰り広げられる様々な事柄に翻弄され、様々な比較を繰り返し、ほしいと思うものを身につけて、次第にあなたらしくなくなっていくのに気づいていますか?

こうして、あなた自身を見失ったとき、様々な変調が起こっています。

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不満、羨望、不安、イライラ、不足感、後悔、被害者意識...こうしたネガティブな感情は、あなたがあなたらしさを失ったときから始まります。

そして、その先に待っているものは、体調不良、そして様々な病気です。

そう、病気はあなた自身が作るものです。

そこに気づかなければ、病気はあなたから離れようとしません。

遅すぎることはありません。あなたが、背負ったものを全て手放し、本来のあなたに戻りましょう。

あなたは、あなたです。他の誰でもありません。「仕方がない」「他に方法がない」といいながら、あなたらしさを放棄しないでください。

本来無一物


禅の言葉ではありますが、いつの時代にも通じる、健康に、より良く生きる術です。

そんなこと言ったって「無理」とおっしゃる方と毎日接しています。

なぜ、捨てられないのでしょうか?

古くから、様々な思い出の詰まった愛着のあるものは、なかなか捨てられません。
それを捨ててしまうと、大切な自分の一部を捨ててしまうことになるから。
自分が自分でなくなってしまう気がするから。

と、誰しも考えますが、本来、そのものに詰まっている思い出や愛着は、すでにあなたの中にしみこんでいます。

あなたは、あなたの付属物ではありません。
物を「断舎離」するだけでなく、
あなたがこれまで、さんざん集めてきたネガティブな思い、

恐れ、不安、自責の念、後悔、怒り、嫉妬

捨てましょう。ただ、捨てるだけです。

捨てることができない場合は、天使のバスケットに放り込みましょう。

instinct.jpg 天使はいつもあなたの呼びかけを待っています。

あなたの好きな天使。神様でも、仏様でも良いです。目を閉じ、その方が大きなバスケットを持って、あなたの前に立っている姿を思い浮かべてください。
そして、そのバスケットに、あなたの全ての思いを放り込み、「全てをあなたに預けます。」と唱え、
「本来無一物」になってみましょう。

ただ、捨てるだけです。

すると、本来のあなたらしさが見えてきます。
あなたの持ち物が隠していた、あなただけに備わった資質が見えてきます。

tenshi.jpg あなたの中に、本当のあなたが宿る

あなたが、あなたらしく生きる時、老いや、病気や、体調不良はもうあなたには必要ないことがわかってきます。

全てを信じて、あなたの心に詰まった持ち物を、全部捨ててみませんか?

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石原クリニック
  http://www.ishihara-clinic.jp/
石原クリニックセラピールームETERNAL COMFORT
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